梅雨明けでしょうか?
コルトレーンやウエイン・ショーターは伝記もあるし演奏を聴いてある程度こういう人なんじゃないかなと想像することが出来るが、ジョー・ヘンダーソンは全く出来ない。
友人のピアニスト友金まゆみさんはこの人とかつて共演したことがある人で、少しだけ話を聞いたけどやはり良くわからない。
(話を聞きたい人は彼女のライブに行って直接聞いて下さい。 彼女もの凄く頑張っています。)
最初にライブを見たのは80年代の初めころNYのビレッジにあったLush Lifeというクラブだった。
これは今までに衝撃を受けたライブの一つだったが、何に驚いたかというとジョーヘンの物凄く小さい音にだった。勿論周りのバックも小さな音で演奏していて、特にドラムのベン・ライリーのシンバルレガートの美しい音が印象的だった。濃密なサウンドで溢れていた。
最後のメンバー紹介のときMy name is Lester Young!と言っていた。
このYouTubeの演奏は素晴らしい。誰もこんな風にはテナーを演奏しない。デイブ・ホランド、アル・フォスターも最高だ。→