Inブラバン

指揮者 山田 和樹

出身高校のブラバンの後輩、山田 和樹君(30)がブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した。
小沢 征爾が優勝して有名になったコンクールだからこれは凄いことなんだろうと思う。(すみません、クラシック好きだけどクラシック界のことあまり知りません)
まだ聴いたことがないので是非聴きに行きたいと思う。そのうちTVでも見られるかもしれない。

しかし母校も大したもんだと思う。凄い人がどんどん出ている。
横浜の郊外にあるこの学校は1969年の学園紛争の後、制服もなくなり、自主管理が学校の教育理念となり、(僕は全然管理出来ていなかった。笑)そういう自由な雰囲気にあこがれて入った生徒が多かったと思う。実際個性的な人が多くて高校なのにすでに大学みたいな感じがしていた。
今頃になってあの高校に入れて良かったと思えるようになった。

blow*brow シルバー・ウイーク(笑)スペシャルは明日も続くか?
Inジャズ

ジョン・ラポルタ(sax,cl.)

 John LaPorta (13 April 1920–12 May 2004)

むかしむかし大昔、僕がバークリーに行っている時一番好きだった先生。
今日wiki.を見て5年前に亡くなっておられたことを知った。
チャーリー・パーカーと共演したレコードもあるし、いわゆるリー・コニッツ(As.)等、トリスターノ学派のメンバーでもあった。

何故かよく褒めてられたし、いつも授業の内容はヒップ(かっこいい)で面白かった。いろいろな今となっては神様のようなミュージシャンの話、裏話をしてくれた。
いろいろな先生から一様に「一つの曲をキーを変えて、或いは全部のキーで同じ様に出来るようにしなさい」と言われたが、ラポルタ先生は、「同じ曲でもキーを変えると全然違う世界になる。たどたどしくてもいいから、全く自分の思いもしないアドリブメロディが出来ることを楽しむといいよ」と言っていた。
耳で演奏する重要性を教えようとしていたのだと思う。
今日ふと先生のことを思い出し、大きな影響を受けたことを改めて知った。
In雑感

ジャズの作曲

 なんとか曲になりそうなモチーフを見つけて、ヒイコラ言いながら1コーラス作り、別パートを作り、イントロとかを作りまとめた後、ジャズの場合はどこでソロを取るかということになる。最近この段階が非常に白ける。ここまで作って後はフリーソロかよっ!て思う。
なるべくそれから逃れるために段々曲は長大化する傾向にある。でもそれもウエザーリポートとかザッパとかマイルスが40年ぐらい前からずーっとやって来ていること(もっと古くはエリントンも)と変わらない。じゃあ完全にクラシックみたいに一音一音全部書いてやればいいかというと、おそらく何年かかかるかもしれないし、共演するミュージシャンがもっと自由にやらせてくれとブーブー言うに決まっている。
結局ジャズでは、普通に32小節ぐらいの曲をぐるぐる何回も繰り返す、あるいは所々フリーソロをやる以外の新しいやり方は、何も見つけられずにダラダラ来ているのかもしれない。
Inクラシック

田園

 田園はオーケストラで普通に聴いても、小学校の音楽の時間以来何がいいのかさっぱり判らなかったが、グレン・グールドが弾くと全然違うんだなと思った。
グールドが凄いのかアレンジ?しているリストが凄いのか。多分どっちも。
なんかよりベートーベンの世界を引き出している感じがする。
低音域が素晴らしい。
ベートーベンのオリジナルベースラインがいいし、グールドのタイムが凄く良くてかっこいい。
ジャズピアニストの演奏みたいに聴こえる。
そういえばジョー・ザビヌルも自分は本来ベーシストかも知れないと言っていた。

第二楽章 パート1  パート2