John LaPorta (13 April 1920–12 May 2004)
むかしむかし大昔、僕がバークリーに行っている時一番好きだった先生。
今日wiki.を見て5年前に亡くなっておられたことを知った。
チャーリー・パーカーと共演したレコードもあるし、いわゆるリー・コニッツ(As.)等、トリスターノ学派のメンバーでもあった。
何故かよく褒めてられたし、いつも授業の内容はヒップ(かっこいい)で面白かった。いろいろな今となっては神様のようなミュージシャンの話、裏話をしてくれた。
いろいろな先生から一様に「一つの曲をキーを変えて、或いは全部のキーで同じ様に出来るようにしなさい」と言われたが、ラポルタ先生は、「同じ曲でもキーを変えると全然違う世界になる。たどたどしくてもいいから、全く自分の思いもしないアドリブメロディが出来ることを楽しむといいよ」と言っていた。
耳で演奏する重要性を教えようとしていたのだと思う。
今日ふと先生のことを思い出し、大きな影響を受けたことを改めて知った。