In自然

日蝕


 











こんな感じで、ウチのカビカビ望遠鏡の活躍は無かった。

日食の間はやはり暗かったし、気のせいか何か妖気が漂っている感じだった。





浦安でも一瞬部分食が見られたらしいが、その時ちょうどNHKで硫黄島からの皆既食の実況をやっていてそれに見入ってしまったので見逃してしまった。まあいいや。

硫黄島すごかった。肉眼で見れた人うらやましい。回りの水平線が全部とんでもなく美しい夕焼け状態で、星が出ている空にコロナとプロミネンスが噴き出していた。この大きな月の影に包み込まれているかんじは台風の目の中にいる感じと似ているのではと思った。

今回日食があったのはとても良かったのではないかと子供たちの笑顔を見て思った。悪石島の可愛い子供たちも皆既食見てもらいたかったけれども、彼らも物凄く貴重な体験ができたのではないかと思う。



思わずバチバチテレビを撮ってしまった。

In雑感

日食前夜

 

悪石島にも硫黄島にも行けない行動力の無い僕は、せめて部分日食は見ようと日食めがねを探しに行ったのだけど、どこも売り切れだった。(あたりまえ)
なんだ部分食も見れないのかとトボトボ歩いているとき、ふいに家に40年前に親に買ってもらった天体望遠鏡があることを思い出した。でも太陽を見る時はそのためのサングラスが必要で、それは失くしてしまった気がした。ところがまた直ぐに接眼レンズの前に紙を置けば太陽の像が映ることを思い出した。
記憶力の超悪い僕でも人間必要な時には脳が働くようになっているんだなとちょっと感心した。
反射鏡にカビが生えているけど太陽ぐらいは映るだろう。

がっ、肝心の天気が…!

最近の天候は梅雨でなくてなんなんだろうか?
もう自然現象に対して宣言するのはやめたほうがいいと思う。
In雑感

梅雨の中休み→明け



中休みかと思ったらあっさり明け宣言。そんなに7月降らなかったけど水大丈夫なのか?
梅雨明け後一週間は大体天候は安定するので日食も見えるだろう。日食グラスでも買うか。
昔の科学雑誌にガラスにロウソクのススを付けてなんていうのが載っていたが、そんなことする子供は誰もいないだろう。

) ガラスにススを付けて太陽を見るのは失明の恐れがあり大変危険だそうです。
絶対にしないで下さい。

Inジャズ

Woody Shaw (Tp.)


池袋Kenny's 友人の平岡君と。(マスターが撮ってくれた)

Kenny’sのマスターは休憩時間、終演後、必ずウディ・ショウ(トランペット)の演奏をBGMで流す。
そんなマスターって他にいるのだろうか?マスターは画家なのだが、かなりミュージシャンに近いセンスを持っているのかもしれない。お陰で我々はスムーズに次のセットの演奏に入れる。

ウディ・ショウは70年代、アメリカジャズ界のヒーローだった。今聞いてみると全く妥協を許さないハードコアなフレーズ、トーンが気持ちいい。ものすごいスピード感である。
こんな稀代のプレーヤーがその後ウイントン・マルサリスの台頭を許し、仕事が激減、終には非業の死を遂げてしまう。そういう悲劇的なところもよいと思う。

同じCDに入っているのだけど、ジョー・ヘンダーソン(Ts.)、ラリー・ヤング(Org.)など、今は亡き偉大なミュージシャンの演奏を、いつもここでは聴くことができる。

そんなKenny’sモーション・ブルーの二週間前、8/4(火)森近徹クインテットが登場します。
70年代から抜け出したような熱い演奏をお聞かせします。(そんなこと思っては演奏出来ませんが、笑)
そういえば大事なことをわすれていました。一緒にやってもらっているベースの河原秀夫さんは、ウディ・ショウと共演した経歴を持つ珍しい日本人ジャズミュージシャンです。しかも場所は有名なNYのジャズクラブ、ヴィレッジ・バンガードでした。