火曜日のケニーズは楽しかった。米田正義クインテットに入って一年たって、ようやく楽しみ方が判ってきたのかも知れない。
このバンドで5月、豊島ジャズフェスに出演することになりました。詳しくは、また後日書きます。
二人の旧友が来てくれた。一人は高校時代の同期生であり、吹奏楽部で一緒だった小島英一君。
1年半前に卒業以来28年ぶりの同期会があり、その前にプロローグのようなブログが開設され、(これの盛り上がりが凄かった)会のあとSNSに引き継がれて今だに盛り上がり続けている。そのSNS上の彼の書きこみにあった「ひょっとしたらクラシックだって大昔に名曲があったかも。現代音楽なんて特にそう思える。その当時のロマン派は、どんなんだろうね。」に触発されて作ったのが
“Mr.K”という曲だ。彼の言う大昔とはラスコーの洞窟画が画かれた頃や、縄文時代の事を指す。
なかなか上手く演奏できなかったが、最近サビを改造して演奏しやすくなった。自分のバンドでピアノの大口さんに、
「オーネット・コールマンが作るみたいな変な曲だ」と言われた。(これは最高の誉め言葉だと思う)
まだまだこの曲は発展の余地があり、自分の中からのアイディアを待っているところ。
もう一人は、アルトサックスの高橋守さん。彼とは20年前にニュー・ブリードというビッグバンドで一緒だった。そこを僕が辞めて以来の再会となった。あまり雰囲気は変わってなかった。
当時のニューブリードのサックスセクションは凄くて、アルトの澤田一範さん、小川高生君、テナーの池谷登美男さんなど、現在でもジャズ界の第一線で活躍している人達ばかりである。少し後から、大スターになったアルトの近藤和彦君も入って来た。
NHKの専属バンドだったので(今でも)、歌番組の収録やバンド独自の公演で全国を回った。非常に空き時間も多く、観光したり、みんなで飲んだり、とにかく遊びまくっていた。今となっては、良い思い出しかなく、まだ結婚していなかったし、あの頃が一番青春していたなと思う。
もうすぐ高橋さんとも一緒に演奏出来るかも知れません。